OpenPNEは、誰もが無料で自由に利用できるオープンソースのSNSソフトウエアで、ダウンロードして自サーバーやレンタルサーバーで運用できます。
配布元の手嶋屋さんでASP版のホスティングサービスをされているので、インストール設定が苦手な方や、バックアップ等のサポート&メンテナンスが気になる場合は、有料ではありますがそちらを利用すると簡単にOpenPNEでSNSを始めることができると思います。
ここではhetemlサーバーにてオープンソースSNSエンジン「OpenPNE3.4」をインストールした時の方法を紹介します。
OpenPNEインストール方法
1. OpenPNE用のMySQLのデータベースを作成する
hetemlサーバのコントロールパネルにて、OpenPNE用のMySQLのデータベースを作成する。
2. SSHのアカウントを作成する
hetemlサーバのコントロールパネルにて、SSHのアカウントを作成する。(hetemlによる解説はこちら)
3. SSHでサーバーに接続する
Tera Termを使って、SSHでサーバーに接続。(hetemlによる解説はこちら)
4. hetemlサーバの設置したい場所までディレクトリを移動する
現在の設置場所が、http://***.heteml.jp/hogehoge(OpenPNE格納フォルダ)であれば、
$ cd web
を入力。 (※このwebフォルダはhetemlサーバーの公開用フォルダ)
5. 最新安定版「OpenPNE3.4.8」をダウンロードする
$ wget http://github.com/openpne/OpenPNE3/zipball/OpenPNE-3.4.8
上記でダウンロードが始まる。
6. サーバー上でzipを解凍する
$ unzip openpne-OpenPNE3-OpenPNE-3.4.8-0-gb9d705e.zip
7. 解凍されたフォルダを任意の名前に変更する
openpne-OpenPNE3-OpenPNE-3.4.8-0-gb9d705e → sns(任意)
8. htaccessを変更しPHP5で動く環境を作る
$ vi web/.htaccess
web/.htaccess の1行目に
AddHandler php5-script .php
を追加。
9. 設定ファイルをコピーしておく
$ cp config/ProjectConfiguration.class.php.sample config/ProjectConfiguration.class.php
10. インストールを実行する
$ php5 symfony openpne:install
インストールを実行すると、データベース情報を聞かれるので、予めコントロールパネルにて設定しておいたMySQLの情報を入力します。
11. プラグインの読み込みを実行する
$ php5 symfony plugin:publish-assets
12. 早速ログインして確認する
これでひとまずデフォルト設定で動くようになるので早速ログインして確認してみます。
ログインしたらデフォルトのID/PASSはすぐオリジナルID/PASSに変更しておきます。
- [ユーザーログイン]
- http://***.heteml.jp/hogehoge(OpenPNE格納フォルダ)/web ID sns@example.com PS password
- [管理画面ログイン]
- http://***.heteml.jp/hogehoge(OpenPNE格納フォルダ)/web/pc_backend.php ID admin PS password
※本記事は以前仮運用していたブログの記事を再利用しています。